Hanoi
旧市街のまちなみ
1日目 ハノイの熱くるしい歓迎(このページ)
2日目 旧市街の1日
3日目 ハロン湾ツアーの穏やかな1日
4日目 ハノイ最終日ラストスパート
成田には早めに到着した。8時半くらい。
航空券が、旅行会社から自宅に送られてきていたので
早々にベトナム航空のチェックインカウンターに向かった。
今回の飛行機はベトナム航空とJALの共同運航便だった。成田の出国手続きはかなり混んでいた。
ちょうど夏休み前ということがあり家族連れが多い。
機体はベトナム航空だった。ちょっと残念だ。
飛行機に乗ると座席は窓際だった。
機内食は普通のお味だった。特に美味しいわけではない。
4時間半のフライトの後、無事ハノイに到着した。
入国手続きでは、レーンによってちっとも進まないところもあったが、
私のところはすぐに進んだ。審査では張り詰めた緊張感があったが、
無事入国ができた。私は空港についてリコンファームを済ませなければならなかった。
空港内をうろうろした。
制服姿のお兄さんにベトナム航空のオフィスの場所を聞いたが
あっちと指差すだけで、どこかさっぱりわからない。
さらにうろうろ空港内をさまよっている
現地の男の人に声をかけられた。
ベトナム航空のエアポートタクシーだという。
それより私はリコンファームがしたいというと、
男は大丈夫、私が連れて行ってあがるからと言ってきた。
ハノイの町の中のベトナム航空でもいいかと半ばあきらめて
そいつについていった。もうなんだか面倒くさくなっていたのだった。
そいつの車が置いてある所までついていくと、
かなりふつーの乗用車だった。タクシーという感じではない。
ハノイではこういうタクシーが主流なのだろうか。これってまじか?
とても嫌な予感がした。だが、すでに私の荷物はトランクに入れられていた。
そして助手席にはなぜか別の男が乗ってきた。
車は発進した。事態はやばい方向へと進んでいっているようだった。
私は肝心な料金について聞くのを忘れていた。
料金について聞くと、男はしばしかたまり「ノープロブレム!」という。
これはまずい。これはまずい。
また、しばらくしてどれくらいでハノイにつくのかと聞いてから
また、20ドルでいいかと聞いてみた。(20ドルが相場と書いてあった)
「OK、ノープロブレム!」と・・・。
一体これからどうなるんだろうか。
運転がとても荒く、だんだん車酔いをしてきた。
ひたすら早く着いてくれと祈った。
車が止まった。そこはベトナム航空のオフィスではなかった。
おそらくホテルだ。私が行きたいのはここではないと言った。
若干パニックに陥っていた。いいからいいからとホテルに入れられた。
そこで待っていたホテルの男にホテルは予約していることを伝えると、
確認書をみせろと、言われてみせた。
男はえらくがっかりしていた。
男が、ドライバーにお金を払ってくれという。
もうこんなヤツとはすぐに手を切りたい。
すると料金が40ドルだという。耳を疑った。
4000円以上じゃないか。
そのお金で埼玉から成田まで高速で行ける。
自分のガイドブックでは確か空港からハノイ市内まで20ドルが
相場だったと記憶していた。
ガイドブックでは20ドルだったはずだと何度となく伝えた。
20ドルプラス高速代金がかかるのだという。
その押し問答を20分くらいやっていただろうか。
ホテルの男の顔を見ていると、高校の同級生に似ているなと思った。本当にどうでもいいことだが。
違うガイドブックで再度見直すと10ドルと書いてあった。それを見ると急に怒りが込み上げてきた。
その後、考えるまもなく言葉が口からでていた。
「ふざけんな、ぜってー払わねーからな!!」と日本語で叫んでいた。男達はあっけにとられていた。
この押し問答はおそらく私が40ドルお金を払うまで終わらないだろう。
すでに20ドルはドライバーに払っていた。なぜか頭の中は冷静だった。
私はそのままの勢いで荷物を持ち、ホテルを出ようとした。
すると、今まで男同士でいちゃついてた男が、突然目の前に立ちはだかり
ドアのまえで、「絶対払え」とすごむ。
男4人、女はわたし一人だ。
絶体絶命だと思っていると、ここまでつれてきたドライバーのおやじが
ドアを開けてくれた。詐欺師だが、悪人ではないらしい。
外をでて、ドライバーが「プリーズプリーズ、マダーム」となきそうな顔で払ってくれと言う。
でも、そんなこと知ったことではない。
「そのお金で十分でしょ」というと、まだ「マダーム」というので
「このうそつきやろう」といい、ハノイの街中をひとり歩き出した。
ドライバーが付いてきたらどうしようかと内心思っていたが、
付いて来ず、安堵した。あきらめたらしい。(・・・ええと、ハノイのエアポートタクシーでのこういった事例はよくあるケースだったようです。
不当に金を取る。またはドライバーと契約しているホテルに連れて行かれる。
迂闊にも乗っていった自分にかなり責任があります。
ちょっと油断していたかもしれないです。
あとで調べたら、空港からハノイ市内までの相場はやっぱり10ドルくらいのようです)
それにしても、ここはどこなんだ?
話し掛けてきたシクロのお兄さんにここはどこらへんかと聞くと
地図を見せてくれた。旧市街だった。
あれだけ行きたかった場所が、こんな形でいまここにあるのだ。
ホテルは旧市街から少し離れているので、タクシーを拾わなくてはならない。
でもタクシーはなかなか見つからない。
旧市街は入り組んでいて、ベトナムらしい風景だった。
そんななかをスーツケースで歩いているのは目立ってしょうがない。
やっとこさ、タクシーをつかまえる。
ホテルまで3ドルだった。ホテルについて一段落した。午後4時くらい。まだ夜まで時間がある。
段々と天気が悪くなってきていた。
ハノイの町はバイクがいっぱい。なぜか迫力ある写真になってしまった。
街中では、バトミントンをやっている人をよく見かけた。流行っているらしい。
私は両替所を探していたのだが、みつからない。
ふらふらしているうちにベトナム航空のオフィスに行き当たった。
ついでだからリコンファームをしてもらうことにした。
(銀行によくあるような)順番待ちのカードをとるときに、私はそこらにあったボタンを押そうとしたら
3人くらいおじさんが一斉に立ち上がって、このボタンだと教えてくれた。
私が押そうとしたのはただの釘だった。
ベトナム人って親切だなと思った。ぼったくりにあったせいか余計にやさしく感じてしまうのだった。
いざリコンファームをしてもらう番になると、職員の男の人はなぜか薄笑いで、
とても気になった。そんなに日本美人を相手にするのがうれしいのだろうか。(言ってみたかっただけです。)リコンファームが終わり、外に出ようとすると大雨だった。
これがスコールというものらしい。やむ気配は全くなかった。傘も持ってくるのを忘れた。
ベトナム航空の玄関で1時間雨がやむのをまった。
雨が止んだ後、結局両替所もみつからないので、ホテルで両替するために
ホテルに戻ることにした。
シャワーを浴びて、夕飯を食べるために仕切りなおしだ。
そしてホテルを出て歩き始めるのだったが、ホテルを出たあと地図を見ながら歩いていたら
思いっきりこけてしまう。コンクリートに膝小僧をぶつけ、結構痛かった。
すると、さっき冷たくあしらったバイクタクシーのオヤジ3人が大丈夫かとやってきた。
痛くてすぐに立てなかったのだが、オヤジに手をひぱってもらい、なんとか立ちあがることができた。
サンキューサンキュー・・と力なくいいながら、再び歩き始めた。
やはりオヤジ3人だった。でもやはりうれしかった。
その時、ちょっと思い出した。
私は数年前に東京駅の近くの横断歩道で思いっきりこけたことがあった。
でも、そのときは誰もが見て見ぬふりだった。それが日本人のやさしさというものなのだろうけれど。
旧市街につき、早速夕飯を食べられそうなところを探す。
しばらく歩いていると、人が入っていそうなお店を見つけた。
早速入ってみると、周りの人は現地の人ばかりのためとても注目を浴びる。
英語も通じず、もとはフォーを食べたかったのだが、
成り行きでコメになってしまった。おかずを見て、指差しで注文する。
ごはんとおかず3種類。
なかなか美味しかった。
手前が空芯菜炒め(とガイドブックに載っていた。)
真中左は牛肉の骨付きを味噌煮したもの。
奥はえびの味噌煮、2匹。
あと、ボールに入ったご飯。
美味しいのだが、あっさりしてなかったので胃としてはつらかった。(暑さに胃がやられた)
このお店は家族経営しているようだが、やたらと男の子が多く
店内にテレビがあり、それを見て歌ったり踊ったりしている。
それを食べている途中に白人のおじさんに声をかけられた。
英語が話せるかと聞かれ、少しというと、
おじさんはすこしずつ声を荒げていった。
最初は何を言っているのかわからなかったのだが、
彼がジェスチャーをしてようやくわかった。
カメラを手で持っていたのが盗難にあう可能性があり危ないといっていたのだった。
私が通りで歩いているときにカメラをもったままであることに気付いていたらしい。
必ずカメラはしまわなければならない、と。次第に声が大きくなり顔は赤ら顔になっていた。
「わかった」と私はいったのだが、なぜそこまで怒られなくてはならないのか理解できなかった。
でも、やはりこの忠告はありがたく受け取ることにした。
彼の言っていることは至極真っ当だった。
私も今回はリュックだったので、ついカバンにしまうのが面倒くさくなっていたのだ。
こうやっていってもらえるだけ、感謝しなくてはならない。
話を戻す。
会計は35,000VDN。(約250円)
高いかなと思ったが、立派なえびをつけてもらってこの値段は安いということにしよう。
あのえびはおいしかった。
(ハノイでは常にぼられているかもという意識はあった。
だが、私は出発前からもうこの際細かいことを疑うのをやめようと思った。
疑うより支払ったほうがたやすいと。)
その後、旧市街のまちを歩いた。
ここ旧市街は、いやハノイは日本人があまりいない。
白人がいっぱいいる。こんな都市にきたのは初めてだった。
そのごふらふらと町を歩いたが、特に何も買っていない。
道に迷いながら、ようやく10時にホテルに到着。
部屋に着いて、まずうがい。うがいはミネラルウォーター
でする。
生水を飲むのは危険だが、うがいも水道水ではあまりよくないということで、
ミネラルウォーターでする。こんな贅沢は生まれて初めてだ。後で罰があたらないだろうか心配である。
日記をかいているうちに1時ころになる。そのまま就寝。